ＡＫＢ１４１！３日間ドーム公演“完走”
アイドル集団、ＡＫＢ４８が２４日、埼玉・西武ドームでコンサート「よっしゃあ～行くぞぉ～！ｉｎ西武ドーム」を開催。初の３日間連続ドーム公演で、ＡＫＢ史上最大の計９万人を動員した。９月２０日の「ＡＫＢ４８ ２４ｔｈ シングル選抜 じゃんけん大会」（東京・日本武道館）初戦の組み合わせも決定。選抜メンバーの高橋みなみ（２０）と小嶋陽菜（２３）がいきなり激突するなど、波乱を予感させる結果になった。
５階建ての学校のような巨大舞台セットから、大島優子（２２）らメンバーが登場。大島が「みんな、盛り上がり忘れないように、最後までノリノリで楽しんでいってください！」と呼びかけると、３万人の怒号のような歓声が響いた。
活動開始から５年半で実現した初ドーム公演には、大阪・難波を拠点にするＮＭＢ４８と、名古屋・栄を中心に活動するＳＫＥ４８の選抜メンバーも参加。「言い訳Ｍａｙｂｅ」などグループ本隊のヒット曲のみならず、大島らによる４人組、Ｎｏｔ ｙｅｔなど、派生ユニットもそれぞれの楽曲を披露。ファミリー総勢１４１人が２時間超で４５曲を歌い踊った。
前日の２３日の公演で、アンコール直前に、熱中症のためステージを降りるハプニングがあった前田敦子（２０）も完全復活。ソロデビュー曲「Ｆｌｏｗｅｒ」をしっとりと歌い上げ、ＡＫＢ４８の最新シングル「フライングゲット」では、センターを務め上げた。
終演後にはことしで２回目となる「じゃんけん大会」の初戦組み合わせの抽選会もサプライズで実施。上位に勝ち上がれば、次のシングルを歌う権利を得るとあって、メンバーは固唾を飲んで抽選結果を見守った。注目の前田は、秋元才加（２２）との対戦を引き当て複雑な表情。高橋みなみは、小嶋陽菜との激突に、「にゃんにゃん（小嶋の愛称）とやりたくない！」と悲鳴を上げた。
昨年の同大会で１位になり下克上を体現した内田眞由美（１７）、６月の「選抜総選挙」で９位に躍進した指原莉乃（１８）との対戦など、相次ぐビッグマッチの誕生にどよめきが起きた。
互いに健闘を誓った壇上の１４１人は、最後に、グループのメジャーデビュー曲「会いたかった」を合唱。高橋が「みなさんに会いたかったー！」と絶叫し、グループの目標である東京ドーム公演をぐっと引き寄せる記念すべき一夜を締めくくった。
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